見守る。
正常な状態を知っているから、異常に気づける。
日常からWebサイトの状態を記録し、ファイルや構成の変化を確認します。正常な状態と変更履歴を継続的に管理することで、万一の際に「どこへ戻すべきか」を判断するための情報を蓄えます。
- 継続的な状態監視
- 正常状態の記録
- 変更履歴の管理
- 独立バックアップ
- 定期的な復元検証
Webサイトを、正常な状態へ戻すための備えを。
ホームページに何かが起きても、慌てず復旧できるように。 日常から正常な状態を記録し、異常を早期に発見。 AIと専門技術者が、被害拡大の抑制と安全な復旧を支えます。
Beyond backup
多くのレンタルサーバーには、バックアップや復元の機能が備わっています。しかし、実際にWebサイトが改ざんされたときには、次のような判断が必要になります。
これらを判断するには、専門的な知識が必要です。Web BCPは、バックアップを保存するだけでなく、正常な状態へ戻すための判断と作業を支えるサービスです。
どの時点に、どう戻すかの判断は利用者側に委ねられます。
判断と作業の部分を、AIと専門技術者が支えます。
サーバーに備わったバックアップ機能を置き換えるのではなく、有効に活用しながら、専門的な運用を補う考え方です。
Our approach
異常を見つけ、広がりを抑え、元の健やかな状態へ回復させる。Webサイトの正常な状態を中心に置いた、3つの基本の考え方です。
正常な状態を知っているから、異常に気づける。
日常からWebサイトの状態を記録し、ファイルや構成の変化を確認します。正常な状態と変更履歴を継続的に管理することで、万一の際に「どこへ戻すべきか」を判断するための情報を蓄えます。
ひとつの異常を、ほかのサイトへ広げないために。
異常を早期に発見し、影響が疑われる範囲を調べます。必要に応じて遮断や隔離を検討し、ほかのサイトへの被害拡大や、外部への攻撃に悪用されるリスクを抑えます。
バックアップがあるだけでなく、戻せる状態をつくる。
いつのバックアップに戻すべきか。どのファイルが変更されたのか。復旧しても同じ問題が再発しないか。AIと専門技術者が確認し、異常が起きる前の正常な状態への復旧を目指します。
※ 被害の拡大を抑えるための確認と措置を行いますが、すべての被害拡大の防止や、あらゆる状況での完全な復旧を保証するものではありません。各機能は事業化に向けて技術検証を進めている段階です。
How it works
日々の見守りと調査の下準備は、AIと自動化で効率よく。本番環境に関わる判断は、専門技術者と担当者が行います。
戻せる状態を、毎日確かめておきます。
このサイクルを継続して繰り返します
広げないための確認と、元に戻すための準備を進めます。
変更差分の整理、影響範囲の候補出し、復旧手順の下書きなど、時間のかかる作業を支えます。
再公開や重要な設定変更は、内容を確認・承認したうえで実施する設計です。
For multi-site operators
多くの顧客サイトを同じサーバーアカウントで管理していると、ひとつの異常を確かめるだけでも、すべてのサイトを調べる必要が出てきます。Web BCPでは、10サイトを1つの管理単位として整理することをおすすめしています。
異常が起きたアカウントを起点に、優先して確認すべきサイトを特定しやすくなります。
アカウント単位で復元データと手順を管理し、復旧の対象と順序を明確にします。
「どのサイトが対象か」を管理単位で示せるため、影響の有無を顧客ごとに伝えやすくなります。
※ 10サイト単位での管理は、調査・復旧の対象を分けやすくするための設計です。完全なセキュリティ上の隔離を実現するものではありません。管理者の認証情報の保護や、サーバー基盤側の障害などについては、別途の対策が必要です。
Technical background
できることと、できないことを正しく知っておくことが、万一のときの判断を早くします。ここでは、Webサイトの復旧に関わる技術的な背景を、よくいただく4つの疑問に沿って説明します。
Webサイトへの侵入は、異常に気づいた日に起きたとは限りません。攻撃者は、あとから再び入るための裏口(バックドア)を目立たない場所に置き、数週間から数か月たってから改ざんや迷惑メールの送信を始めることがあります。
この場合、手元のバックアップがすべて侵入された後のものという可能性があります。バックアップの保存期間には限りがあるため、侵入前の正常な時点がもう残っていないこともあります。
ほかにも、復旧の結果を左右する要因があります。
バックアップの保存期間と、侵入の時期
サイトの見た目と動作を元に戻すことと、事故による影響をすべて取り消すことは、別の問題です。
ファイルやデータベースは正常な時点へ戻せても、すでに外へ出ていったものや、他社が下した判断は、サイトを戻しても元には戻りません。また、正常な時点まで戻すということは、その時点より後の正当な更新もいったん失われるということです。
「元に戻す」が何を意味するのかを事前に共有しておくことが、顧客への説明と、復旧後の行き違いを防ぐことにつながります。
監視が得意なのは、「何かが変わった」ことに気づくことです。しかし、その変化が正当な更新なのか不正な改ざんなのか、いつ、どこから入られたのかまでは、変化そのものからは判断できません。
また、一般的な共用レンタルサーバーでは、ファイルの変化を瞬時に捉える仕組みが使えないことが多く、一定の間隔で確認する方式が基本になります。確認と確認の間に起きたことは、次の確認まで分かりません。
監視は異常に早く気づくための仕組みであり、侵入そのものを止めるものでも、原因をすべて明らかにするものでもありません。
一般的な共用レンタルサーバーでは、同じアカウントに入っているサイトは、サーバーから見るとすべて同じ利用者として動いています。たとえるなら、10の部屋が1本の合鍵で開く状態です。
そのため、1つのサイトから入り込んだ不正なプログラムは、同じアカウント内のほかのサイトのファイルも読み書きできてしまいます。1サイトだけを元に戻しても、ほかのサイトに裏口が残っていれば、そこから再び侵入されます。
「異常が見つからない」ことは「安全である」ことの証明にはなりません。調査の結果、アカウント全体に影響が及んだ可能性があると判断した場合は、アカウント内の全サイトの確認・再構築と、パスワードの変更をあわせて行います。反対に、影響が1サイト内に限られると判断できれば、そのサイトだけの復旧で済む場合もあります。
1つのアカウント = 1本の合鍵で開く10の部屋
※ 管理者のパソコンの感染などでFTPやサーバー管理画面のパスワードが盗まれた場合は、アカウントを分けていても、すべてのアカウントに入られる可能性があります。認証情報の管理は別途重要です。
For partners
ホームページの制作や販売はできても、改ざんの原因調査や安全な復旧まで、自社だけで対応できるとは限りません。
Web BCPは、その専門的な部分を支えるサービスです。スタッフが高度な技術を身につけなくても、顧客に継続的な復旧の備えを提供できる仕組みを目指しています。
Partner program
Web BCPは、Web制作会社・販売代理店によるパートナー販売を想定しています。
管理サイト数やサーバー環境に応じた、パートナー向けの提供条件をご案内します。
提供条件は、ご相談の際に個別にご案内します。
パートナー制度について相談する管理しているサイト数、利用中のサーバー、CMS、管理体制を確認します。
アカウントの分け方、独立バックアップの保管先、見守る範囲を設計します。
既存の不審な変更がないかを確認したうえでバックアップを取得し、実際に復元できることを確かめます。
日々の見守り、異常時の通知、定期的な復元検証、月次の報告を続けます。
FAQ
異常が起きる前の正常な状態へ戻すことを目標に、正常な復元データと検証済みの手順を継続的に確保します。ただし、すべての状況で完全な復旧や、特定時点への確実な復元を保証するものではありません。また、情報漏えいなど、サイトの復旧だけでは解消できない影響もあります。理由は「復旧の考え方」で詳しく説明しています。
影響が疑われる範囲を確認し、必要な封じ込めを支援することで、被害の拡大を抑えることを目指します。被害が広がらないことを保証するものではありません。同じアカウントのサイトに影響が及ぶ仕組みはこちらをご覧ください。
標準の対応に含む範囲と、追加費用の算定方法を事前に明確にする方針です。高度な調査や大規模な再構築は、個別の費用となる場合があります。
AIは、異常の分析、影響範囲の整理、復旧方法の提案などを支援します。本番環境への重要な操作は、専門技術者と担当者が確認・承認したうえで行います。
WordPressサイト、静的HTMLサイト、PHP製のフォームを含む一般的な企業ホームページを対象として検討しています。EC、会員システム、予約システム、大規模な独自Webアプリケーションは、初期の標準対象外とし、個別のご相談となります。
必ずしも必要ありません。既存の環境とバックアップ機能を確認したうえで、導入方法を検討します。同じアカウントに多くのサイトが集中している場合は、分割をおすすめすることがあります。
パートナーによる提供を前提としています。OEM・ホワイトラベルでの対応範囲は、パートナーとの協議で決定します。
自動での見守りと、人による対応の時間帯は異なります。実際の対応時間や緊急時の連絡体制は、契約条件で定めます。
Early partners
ホームページを提供する会社が、万一のときまで顧客を支えられるように。
AIと専門技術者によるWebサイト復旧支援を、新しいパートナーサービスとして。
現在、技術検証・事業化に向けた準備を進めています。